5/11　今日の読書

本日（昨日）の読書です。

今、covid-19で話題の台湾の『オードリータン』（唐鳳）です。

氏の生い立ちから今に至るまでの人生が綴られています。

天才児として扱われた子供時代、

トランスジェンダーとしての若年期、

とても生きづらさを感じながら生きていたのかと思います。

しかし、彼女の素晴らしいところは、

そのことを恨むことなく、【人はどうすれば分かり合えるか】ということ、

どうすれば・どこまでが意見の違う人を受け入れることができるのか、

ということが肝要で、社会や人々の寛容さが社会の発展にも大事だ、

ということを常に考えていることだと思いました。

台湾は、ひまわり学生運動から若者の政治参加が進み

また、民進党が政権を執り、とてもいい民主化が進んでいます。

情報公開という、その基礎を支えている一人がこの人で

こういう多様な人々が活躍できる国として

台湾はとても素晴らしい国だと思います。

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